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脱水症

今年は雨が少なく、暑い日が続きますね(汗)


今日は脱水症についてお話します。


脱水症とは、適切な水分補給を行わず、大量に体液が失われることで起きます。

水分をとらないことで起きることが多いですが、嘔吐や発汗、下痢、過度な飲酒でも起きます。

過剰な運動、ストレス、加齢、食生活の乱れ、コレラや胃腸炎などの病気も原因となることもあります。


健康な人体の約3分の2は水でできていて、関節や内臓の正常な働き、細胞への酸素の供給に水は不可欠です。

水分不足で塩分や糖分のバランスが崩れると、体の機能に悪影響が出ます。

脱水症の重症度は失われた体液の量により軽度・中等度・重度に分かれます。


軽度;喉の渇き、皮膚の乾燥、めまい、疲労、頭痛など
中等度:吐き気、全身倦怠感、動きが鈍くなるなど
重症;心拍数や呼吸数の増加や腎機能低下を引き起こし、意識を失うこともある


最も良い治療法はもちろん十分に水分をとることで、塩分補給のため、塩辛いものを食べるのも良いです。

女性:2リットル
男性:2.5リットル
子供:コップ6〜8杯の水

を飲むことを推奨されています。

体を動かすときや病気の時、また暑い日は特に、一日を通じて水分補給を心掛けましょう。

[登録日] 2021年08月06日 15:32 | 固定リンク