人間の体はその人が食べたものから成り立っています。栄養士が提案する、健康と食に関する情報を定期的に発信します。ぜひご覧くださいね♪
管理栄養士 亀澤絵理
「体重が減った」 「食欲がない」
「体力が落ちた」 「歩くのが遅くなった」
歳を重ねるにつれ、思い当たることが増えていませんか
それは「フレイル」かもしれません
「フレイル」は健康な状態と要介護状態の中間の段階のことをいいます
筋力の低下など身体的なことだけでなく、
社会的・心理的なこともフレイルの要因になります
普段の生活に深くかかわる要素が多いので
自分自身の意識や生活を改善することで
健康な状態を取り戻すことが可能です
フレイル予防の重要なポイントの1つが食事です
ではどのように食事を摂れば良いのか簡単に紹介します
@1日3食きちんと食べましょう ・食事を抜くと1日に必要なエネルギーが不足します。エネルギーが不足
すると筋肉を分解してエネルギーに変えるため筋力が低下します。
A主食・主菜・副菜をバランスよく食べましょう ・主食は主なエネルギー源になり、主菜は筋肉の要素になり、
副菜はビタミン・ミネラルの補給に重要です
B良質のたんぱく質を摂りましょう ・肉、魚、卵、大豆製品、乳製品に多く含まれます
・筋肉だけでなく内臓、髪や爪、皮膚などの要素でもあります
C食事を楽しみましょう ・家族や友達と一緒に会話をしながら食事をすることで食が進みます
・外食や、流行のものを試してみるのも楽しいかもしれません
フレイル予防をすることで健康寿命を延ばすことができます
自立した生活を長く送れるように、まず食事から気をつけてみましょう