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筋肉・関節とサプリメント

筋肉疲労を軽減するビタミン

疲労の原因の一つである乳酸の分解には、ナイアシンをはじめとするビタミンB群が必要です。
特にビタミンB１は、エネルギーを産生時に消費されるので、摂取エネルギーに応じた所要量が定められており、日本人成人では、1000Kcalあたり、0.42mgです。
運動によって崩壊した筋繊維の修復には、たんぱく質が多量に必要です。運動後、速やかにたんぱく質を補給することも大切です。

疲労骨折予防

骨を強くするためのビタミン、ミネラルとしては、カルシウム、ビタミンD,ビタミンK,があります。
いずれも骨をつくるときに必要です。たんぱく質も忘れてはいけません。
骨をつなぐ腱やじん帯の成分であるコラーゲンの合成には、ビタミンCが必要です。

関節炎、腰痛には…

1. グルコサミン　関節の新陳代謝を高め、老化による軟骨破壊、破骨化を抑えます。アメリカでは変形性関節炎の治療に使われています。
2. コンドロイチン　関節軟骨の主成分の“ムコ多糖たんぱく質”はクッション的役割ですが、老化とともにすりへってきます。コンドロイチンはこれを修復してくれます。
　
3. メチオニン　　細胞膜の維持、毒素の排泄、セロトニンなどの神経伝達物質の生産に役立つ成分です。関節にある“軟骨の維持”に効果があると言われています。
4. EPA,DHA　　魚の脂肪に含まれる“不飽和脂肪酸”の一種で抗炎症作用があります。
5. ビタミンC　　鎮痛剤が効くときにはビタミンCが失われます。そのため補給が必要です。
6. ビタミンB　筋肉の緊張を和らげ疲労回復の効果があります。水溶性なので毎日とる必要があります。

疲労には…