当院では、いびき外来を行っております。 いびき、息切れ、糖尿病、高血圧、心血管などの症状がある方は検査・治療を受けることができます。
睡眠時無呼限症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に何度も呼販が止まった状態(無呼吸)や止まりかける状態(低呼吸)が繰り返される病気です。その結果、睡眠が妨げられて日中の眠気を引き起こし、居眠り運転などによる交通事故の原因のひとつとされていることはご存知の方は多いかもしれません。自動車事故のリスクが一般の方に比べて数倍高くなる一方で、繰り返す低酸素血症のために高血圧、心筋梗塞、脳卒中、耐糖能異常などの合併症を引き起こすことも知られており、治療せすに放置しておくと生命に危険が及ぶ場合もあります。
適切な検査とそれぞれの患者さんに応じた治療が必要です。
鼻の気流・いびきなどの呼吸状態を検査する
重症の際は治療の対象となる
CPAP療法は睡眠時無呼吸症候群の一般的な治療法です。
CPAP療法はSASに対してとても有効で一般的な治療法です。日本では10万人以上の方が行っており、年間1〜2万人以上の方が新たに治療を始めています。
CPAP療法は睡眠時に常に気道に陽圧をがけることで、睡眠中の気道の閉塞を防止します。治療には、CPAP装置と専用のマスクを使用します。