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サプリメント

最近のサプリメント事情

みんな買って飲んでるけど、私は何を飲んだらいいの?
今お薬を飲んでいるんだけど、一緒に飲んだらだめなのかな?
ビタミンCとかEとか知っているけどたくさんあってもうわからない!
ダイエットにもお肌にもいいサプリメントはあるの?
結局、じゃ、自分に最適なサプリメントはなんなの?
いろんな本読んでみたけど難しくてよく分からない。
まあ、これでも飲んでおこう、なんて こういうことになります。

今の自分にとって、どのサプリメントがどのくらい必要なのか、 まず今の自分を知る事から始めてみましょう。

症状がある場合は必ず専門家に相談してみましょう。
3ヶ月以内の健康診断の結果があればとても参考になります。
素人判断でいろいろ試している間に症状が進行して手遅れになる病気もあります。

サプリメント事情

最近高まる健康志向とともに“健康食品”の需要は年々増加しています。
厚生労働省も表示基準を設けるなど整理が始まっています。
2001年4月に新設された保険機能食品制度によって“栄養機能食品”という言葉が出現しました。

従来、明確な定義がなかった健康食品の中で、国のお墨付きを得たのが、1991年に設立された“特定保健用食品”でした。
これは厚生労働省が個別に審査した上で、特定の保健機能があると認められた食品のことで“コレステロールが高めの方の食生活の改善に役立つ”、“血圧が高めの方に適した食品”といった表示が可能になりました。

これに対して新設された“栄養機能食品”は、その食品の成分に厚生労働省が定めた所要量の栄養成分が含まれていれば事前に厚生労働大臣の承認を得る必要がありません。
例えば、ビタミンEなら、上限150mg、下限3mg。ビタミンCなら同1000mg、同35mgと定められています。
さらに、“栄養機能食品”は、これまでの健康食品には認められてなかった成分表示、“ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です”“ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です”といった栄養の機能を記すことができるようになりました。

ちなみに、栄養素として表示できるのは、

【ミネラル類】

  1. カルシウム

【ビタミン類】

  1. ビタミンA
  2. ビタミンB1
  3. ビタミンB2
  4. ビタミンB6
  5. ビタミンB12
  6. ビタミンC
  7. ビタミンD
  8. ビタミンE
  9. 葉酸
  10. ナイアシン
  11. パントテン酸
  12. ビオチン

の14種類で、いずれも私たちが生きていく上ではかかせないものばかりです。
形状も今まで認められていなかった錠剤、カプセルも生産できるようになりました。
サプリメント写真 サプリメント写真

消費者の混乱を防ぐために

日本では、一度国のお墨付きがでた“特定保健用食品”は、だれでも自由に購入することができるが、ヨーロッパ諸国の多くでは、保健機能がある食品は医師や薬剤師が扱っています。
サプリメント大国のアメリカでも、栄養成分によっては、法律によって食品と薬品の中間に位置付けたり、メーカーも臨床治験の結果を積極的に公開するなど、何らかの歯止めがかけられています。

副作用

かかりつけの先生に相談してから飲み始めて下さい。
健康食品といえども副作用がないわけではありません。
脂溶性のビタミンは過剰に取りすぎるのは危険で、ビタミンAは 過剰に取りすぎると脂肪の中に蓄積されます。
手のひらが赤くなったり、発しん、頭痛といった副作用を招くことになります。
健康食品だからといって無抵抗に受け入れてはいけません。
つまり、ビタミンA,D,E,K,B6、ナイアシン、葉酸は上限摂取量が 決まっている。

今の自分にとって、どのサプリメントがどのくらい必要なのか、 まず今の自分を知る事から始めてみましょう。

今の日本人の食事からビタミンは摂れているのでしょうか?

欠乏症を起こさない量(栄養所要量)でみると
ビタミンA:41%
ビタミンB1:22%
ビタミンB2:32%
ビタミンC:49%
カルシウム:62%
鉄:49%
個人差はあるが充足していない人の割合が多いようです。

回数

1日に1回だけ摂るなら夕食後がよいでしょう。一般的には朝、夕の2回がお勧めです。

摂る時期

基本的には食品だから、考え方を変えればいつ食べてもよいが、 効率のよい吸収の点から空腹時のほうが食後よりよいでしょう。

ドリンク剤と錠剤

ドリンク剤の方が吸収が早いといわれているが、 実際のところ有意差はないようです。
ドリンク剤の方が見た目に清涼感を与えるのは確かです。

チュアブルタイプの錠剤

口の中で噛んで食べるタイプのサプリメントです。

水溶性

ビタミンCは水に溶ける水溶性です。一度にたくさん摂っても排泄されてしまうので 1日に数回というように回数を増やすようにしましょう。

単独で?複数で?

例えばビタミンはミネラルといっしょにとって初めて有効になります。
生命を維持していくためには、必須アミノ酸(タンパク)、ビタミン、ミネラルこの3つが必要です。
些細なことで減ってしまいます。車に乗っていて急にブレーキがかかったり、肉親が病気や事故に会っただけでもその量は 20分の1に減ってしまいます。
こんなとき風邪や病気にかかりやすい状態になります。
今の自分の状態にあったサプリメントを選び、たとえその数が数種類あっても 問題はありませんが、数が多くなるようであればマルチタイプのものがおすすめです。

組み合わせで注意

マルチタイプのビタミンでしっかりとした基礎を作りましょう。

ビタミンB群はどれも不足しないように!

葉酸、ビタミンB6,B12は、いずれもホモシステインの代謝にかかわっています。
ホモシステイン濃度が高いと、脳梗塞や心筋梗塞の発症、先天異常児出産の 危険性が高くなるといわれています。血液中のホモシステイン濃度が高い 患者さんに葉酸、ビタミンB6,B12を単独、または併用で投与したところ、 併用の方がホモシステイン濃度がより低下したという報告があります。
組み合わせで注意しないといけないものは、カルシウムやマグネシウムの 入っている胃粘膜保護剤(マーロックスなど)とビタミンDです。
高カルシウム血症、高マグネシウム血症が現れやすくなります。
逆に胃酸を抑える薬では、鉄、ビタミンB12、葉酸などの吸収を抑えるため、 長期にとり続けると、これらの栄養が欠乏する可能性があります。

医薬品と食品としてのビタミンの違い

同じ成分、同じ含量であれば効果は同じです。
ただし、利用できる成分、効果を表示できない点に違いがあります。

【ビタミンの成分種類】

  1. @ 天然物 天然から抽出
  2. A 化学合成品 化学的に合成したもの
  3. B 誘導体 化学物に側鎖などをつけた誘導体

@天然物とA化学合成品は構造が同じなので生理活性は同じですが、 ビタミンEだけは例外で天然物のほうが2倍程度生理活性が高くなります。
B誘導体は、吸収を良くしたり、毒性を少なくするなどの目的で、 各製薬メーカーが医薬品として開発したものです。
医薬品のみ使用が許可されています。誘導体を使用した商品では、 ラベルに○○誘導体と記載されている場合が多いのでチェックが必要です。
一般的に@天然物とA化学合成品は医薬品としても食品としても取り扱うことが できます。

ビタミンEは、医薬品では@天然物とA化学合成品どちらも使用は許可されていますが、 食品では、栄養強化の目的であれば@天然物のみ使用が認められています。

価格

天然のものになるほどやや高くなる傾向があります。

抗酸化ビタミンはまとめて

β-カロチン、ビタミンC、Eはいずれも“抗酸化物”として働きます。
この中でビタミンCは、抗酸化作用を発揮した後に不活性化したビタミンEを もう一度活性化させる作用のあることが知られています。優先順位でいけば ビタミンC、E、β-カロチンの順になります。
また、ビタミンCは鉄の吸収、ビタミンDはカルシウムの吸収を高め、 代謝にも深くかかわっています。カルシウムは鉄の吸収を妨げるので時間を ずらした方がよく、また眠気もくるので寝る前の服用がよいでしょう。
あまり摂りすぎると便秘の原因にもなります。

吸収率

脂溶性のビタミンは他の脂質と同時に摂取したほうが単独で摂るよりも 吸収率は良くなり、加齢によって栄養素の吸収率は低下します。

ビタミン、ミネラル

ほとんどのビタミン、ミネラルは、体内で作ることができません。
だから食事やサプリメントで補うしかありません。したがって、ビタミン、 ミネラルを摂っていれば食事の代わりになるというわけではありません。
三大栄養素といわれる糖質、脂質、たんぱく質が体内で細胞になったり、 血や肉になったり、エネルギーになったりするとき、酵素といわれる物質が 必要になってきます。この酵素を活性化させるのが補酵素、つまりビタミンや ミネラルなのです。
ビタミン、ミネラルはノンカロリーです。
これだけ単独で飲むのではなくて全員のチームワークによって 始めて効果をもたし、効果が出るまでには2〜3ヶ月はかかります。
できれば摂る前と4ヵ月後の血液検査など客観的に判断する材料が あればいいですね、かかりつけの先生に相談してみましょう。

β-カロチンとビタミンA

β-カロチンは生体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。
ビタミンAは過剰にとってはいけませんが、β-カロチンは 手足が黄色になる程度で、過剰症はおきません。
β-カロチンは本来ビタミンAが2分子結合したもので、 体内に吸収された後、酵素反応によってビタミンAとなり、 この酵素反応が、体内のビタミンA濃度によって、 不足している場合には活性化し、不足が解消されると抑制されます。

ナイアシン

ナイアシンには、ニコチン酸とニコチンアミド(ナイアシンアミド)の 2種類があります。
ニコチン酸は過剰症が出やすい傾向にあり、 ニコチン酸をとりすぎると、皮膚が赤くなったり、消化器や肝臓の副作用が 出ることがあります。
ニコチンアミド(ナイアシンアミド)では 皮膚反応は見られず、消化器や肝臓の副作用は3分の1といわれています。

マルチビタミンとファイバー(食物繊維)

ファイバー(食物繊維)は腸管で各種栄養素の吸収を阻害するといわれています。
セルロース、ペクチン、ガム類などの単繊維源では、 ミネラルの吸収やバランスに対して影響は見出せなかったという報告があります。
また、ファイバー(食物繊維)は満腹感を与え、食べ物の排泄にもかかわるので、 食べ過ぎ対策にはよいでしょう。

免疫反応

ビタミンCを250〜500mg、ビタミンEを400〜800mgとった時に、 免疫機能が高まったという報告が多くみられます。

ビタミンE

ビタミンEを塗るのと口から飲むのでは、即効性の点から塗るほうが早いとされています。
しかし、からだの中の栄養状態は皮膚にあらわれてきます。
からだの中のビタミンC,Eを飽和状態に保つことも必要です。
からだの中と外の両方から補うようにしましょう。
スキンケア商品には、よくビタミンEが配合されています。
ビタミンEは、細胞膜の構成成分であり、血行を良くし、肌の保湿に有効です。
紫外線による肌の老化にも効果があります。ビタミンは一般的に、 合成型と天然型があり、その吸収・効果に違いはないといわれていますが、 ビタミンEだけは例外で天然型のほうが吸収がよいことが知られています。
商品のラベルに、“d-α-トコフェロール”と書いてあれば天然型です。
“dl-α-トコフェロール”“合成型”と書いてあれば合成型です。
“○○酸トコフェロール”という形の表現もありますが、 “○○酸”がつくと吸収率が悪くなるようです。

ビタミンCやビタミンEを塗るのと口から入れるのはどちらがよいでしょう?

皮膚に直接塗るほうが、作用部位への分布はよいですが、 汗などで落ちてしまう欠点もあります。両方から補うのがよいでしょう。
ただ、日焼けしてしまった後では効果が認められないデータもあります。
紫外線に当っているその瞬間から活性酸素が生じてしまうのでその前に 付ける必要があります。生活紫外線の場合は毎日知らない間に浴びてしまうので ビタミンC、Eの補給は必要です。

抗酸化作用

体内で悪いことをする“活性酸素”の働きを抑制する作用のことです。
ビタミンC,B12,E,エキナセアがよいでしょう。

ORAC

Oxygen Radical Absorbance Capacity(活性酸素吸収力)
食品や食品に含まれる成分が持つ活性酸素吸収力を測定する手法であり、 その数値に“ORAC”という単位を使っています。
活性酸素吸収力をもつ栄養素としては、β-カロチン、ビタミンC, ビタミンEなどが知られていますが、リコペンやフラボノイドなどの ファイトケミカルスも、活性酸素吸収力を持つ栄養素として、 現在注目を集めています。

ファイトケミカルス

たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維に続く第7の 栄養素をファイトケミカルスと呼び注目されています。

代表的なものは、

  • カテキン (植物に含まれる苦味の成分、煎茶、緑茶の葉に多く含まれている。)
  • ポリフェノール (食物性食品に多く含まれる成分、赤ワインや野菜、果物、カカオ豆に多く含まれる。)
  • リコピン (カロチノイドの一種で赤い色素、トマトやスイカ、人参など赤い野菜に多い。)
  • フラボノイド (自然界に広く分布し、人参、柑橘系フルーツ、大豆などさまざまな食品に含まれている。)
  • リモネン (オレンジやレモンの果皮に含まれる成分、柑橘系フルーツの他、セロリにも多く含まれている。)
  • イソチアシネート (クレソン、ブロッコリー、キャベツ、マスタード、西洋わさびに多い。)
  • イソフラビン (大豆や味噌、しょうゆなどの大豆加工品に多い。)
  • クマリン (甘い香りを発する成分で、パセリ、にんじん、桃、柑橘系フルーツに多い。)
  • イソチオシアネート (キャベツ、オランダガラシ(クレソン)、ブロッコリーに多い。)
  • ゼアキサンチン (オランダガラシ(クレソン)、オクラ、チコリに多い。)
  • カロチノイド (ほうれん草、にんじん、パセリなどの緑黄色野菜や柑橘系フルーツに多い。)

天然、ピュアーなもの

合成のビタミンDの入った牛乳は、マグネシウムを多く排泄します。
合成のビタミンは安くて、天然の物と同じような働きをしますが副作用などの 心配もあります。天然のものには自然界にしか存在しない“フラボノイド” “トコフェノール”などまだ解明されていない有効成分も含まれている可能性が あり、これらの微量成分の相乗効果が素晴らしいのです。

加工食品

何気ない食生活が、意外と病気の原因になっていることがあります。
現代人の食生活は“加工製品”が多く、自然の野菜と言っても昔と比べると、 ビタミン、ミネラルの含有量は半分以下になっています。
さらには、環境破壊、公害、ダイオキシン、新建材などが、 私たちのアレルギー要因となり“アトピー”“うつ病”などを 引き起こしている可能性は高いといえます。
今の生活習慣が悪いと言うのではないが用心に越したことはありません。
自らの身を守るためにも、サプリメントで必要な栄養を補給するとよいでしょう。

遺伝

特に異常がなくても30歳をこえていて、家族に遺伝的な病気の人がいるときは、 ちょっと気をつけなければなりません。隠れた“不健康要素”を早く見つけておきましょう。

タバコ

ビタミンCの不足は肌の大敵、シミ、ソバカス、シワの原因です。
免疫力を低下させ風邪をひきやすい体質になります。
タバコ1本でビタミンCが50〜100mg破壊されるといわれています。
1日に20本吸う人は、1日に1000〜2000mgのビタミンCを失うのです。
レモンに換算すると20〜40個に相当します。
また、頭痛薬、風邪薬に多く含まれるアスピリンもビタミンCを大量に排泄します。
医師の指示どおり服用しなければいけませんが、これだけ必要なビタミンCを 生のレモンで補うか、サプリメントで補うか、サプリメントの必要性は こんなところにあるのです。

生活習慣病

生活習慣病の第一の原因は“消化器系”と言われています。
消化がきっちりと行えないと、栄養素をうまく吸収できません。
結果、更に消化機能が低下し、心身機能が低下するという悪循環に陥って しまうのです。ビタミン、ミネラルの欠如を招き、心身とも疲労状態になり、 疲れる、やる気がない、根気がないなどの症状が更に悪化するのです。

「近頃顔色が悪いね」と言われたら、まずかかりつけのお医者さんに診てもらいましょう。
検査でそれほどの異常がないなら、サプリメントをとってみましょう。
早朝出勤、日帰り出張、休日返上の格闘ビジネスマンには、エゾウコギ (サポニンと各種ビタミン、ミネラルが心身全体の機能を高める)、 アスタキサンチン(活性酵素を強力に抑えるカロチノイド系の抗酸化成分)、 ウコン(肝臓の保護)、マカ(精神的なプレッシャーから守る、 ストレスや疲労感に負けない心身を作る)が効果的です。ビタミンC、B、β-カロチン 、ミネラルを基本に、疲労が強ければローヤルゼリー(良質のアミノ酸、 ミネラルが多い)を加えてみましょう。